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何億年もの年月を経て地球の奥深くで生まれた宝石、ダイヤモンド。
美しく輝くダイヤモンドの価値を決めるのは・・・
ダイヤモンドの価値は「4C」と呼ばれる「4つのC」で決まります。
ダイヤモンドの「4C」とは・・・
カラット(Carat=重量)・カラー(Color=色)・クラリティ(Clarity=透明度)・カット(Cut=プロポーション)の4つの基準の頭文字のCをとって「4C」とよばれ、これは世界基準となっています。
1カラットを0.2グラムとした国際的な4Cの基準でダイヤモンドの品質が決まります。
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■Carat |
カラットはダイヤモンドの<重さ>を表す単位で<ct>と表記します。
よく勘違いされるのが、大きさと思われていますが、これはダイヤモンドの重さで重いものほど希少価値が上がり価格も高くなります。
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ダイヤモンドの直径はおおよその大きさになります。 |
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■Color |
カラーはその名のとおり、ダイヤモンドの色を表します。無色な物ほど良質とされ、アルファベットの「D」から始まり、「D」が最も良い品質となります。
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D |
E |
F |
G |
H |
I |
J |
K |
L |
M |
N |
O |
P |
Q |
R |
S |
T |
U |
V |
W |
X |
Y |
Z |
Colorless
(無色) |
Near Colorless
(ほぼ無色)
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Faint Yellow
(わずかな黄色) |
Very Light Yellow
(非常に薄い黄色)
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Light Yellow (薄い黄色)
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■Clarity |
クラリティは透明度を表します。
天然石には微細な内包物(インクルージョン)が含まれています。もちろんダイヤモンドにもインクルージョンが存在します。
このインクルージョンの有無や大きさ、位置、などなど総合的に判断して評価され、インクルージョンの無い物は良質とされ、希少性が高く、価格も高くなります。
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FL |
IL |
VVS1 |
VVS2 |
VS1 |
VS2 |
SI1 |
SI2 |
I1 |
I2 |
I3 |
10倍の拡大で無キズ(FL)
10倍の拡大で微小な表面の欠点(IF) |
10倍の拡大で発見が困難な微小な欠点 |
10倍の拡大で発見がやや困難な欠点 |
10倍の拡大で発見が容易、肉眼では困難 |
肉眼で用意に発見できる |
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■Cut |
カットはダイヤモンドのプロポーションと研磨状態を表します。
Excellentが最も良く、VeryGood,Goodと続きます。
トリプルエクセレントとはカットの総合評価とあわせて表記されている研磨状態(ポリッシュ)と対象性(シンメトリー)が全てExcellentのものをいいます。これは、非常に希少価値が高いダイヤモンドとなります
H&C(ハートアンドキューピット)とは特殊な装置を使ってダイヤモンドを見ると、上から見た時にキューピットの矢(アロー)が見え、下から見るとハートの模様が見ることができます。カットの良し悪しを決めるものではないのですが、対象性の優れたダイヤモンドに見られます。
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3Excellent H&C |
Excellent H&C |
Excellent |
VeryGood |
Good |
Fair |
Poor |
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